米国が地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」から離脱すると発表するなど、地球温暖化への逆風が目立つ。だが温暖化が招く危険は、海水面上昇や高温による砂漠化などだけではない。大雨や強風などの短時間事象、干ばつや冷夏などといった「異常気象」の頻度が高くなるのもそのひとつだ。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書などもその可能性が高いと指摘している。では、今回の九州豪雨のような集中豪雨の頻発…

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