この人の歌と笑顔と変顔に、どれだけの親子が救われてきただろう。NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」で11代目うたのお兄さんを9年間務めた横山だいすけさんが、どんな思いでカメラの前やステージに立ち、これからどこを目指すのか。全国各地、海外からも届いた質問をもとにAERA編集部が聞いた。
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――うたのお兄さんを9年間務め、改めて今どんな気持ちですか。
幼いころからの夢だった“うたのお兄さん”を大きなケガもなく全力で走り終えることができたことにホッとしています。終わってから、いろんな声をかけていただいたり、一緒にやってきた方たちとゆっくり話したりして、番組が世の中の人たちにどれだけ愛されてきたかを改めて感じました。
――現役時代、自分の中で何か決めていたことはありましたか。