安倍政権は「女性の積極的活用」を大々的に打ち出しているが、実際に働く女性はどう考えているのか。バリバリ働きたい派、ゆるっと働きたい派、それぞれの本音を聞いた。

■40代/販売業/未婚「部下7人を抱えるマネジャー職で、バリバリ働くように見られますが、本当は専業主婦になりたい。愛するパートナーを全力で支えることが私の幸せだから。でも、夫や家族のためならどんな仕事もいとわない覚悟はあります」

■30代/人材派遣業/未婚「バリバリ働いて、上を目指したい。だって、女性が働きやすい社会って女性しかつくれないでしょ。だからビッグになって、後輩の女性たちが働き続けられる事例を作ってあげたい」

■20代/マスコミ/未婚「ゆるゆるです。恋愛体質なので、ホントは働かず、ずっと彼のそばにいて尽くしたい」

■30代/流通業/既婚/子ども有「本当はバリバリ働きたかったんですが、育休を取って休んでからは“私にしかできない仕事ってないんだ”と悟っちゃって。ほどほどに働くのがいいのかな」

AERA 2014年7月7日号より抜粋