林:そうは言っても、ショップに行ってシーズンのものを買ったり、海外に行って「いらないかな?」と思いつつ買う楽しみとか……、そういうのは?
勝間:昔は買い物が好きだったんですけど、一回断捨離をしたときに、ものを捨てるのがいかに大変かということを味わったので、後々捨てるのが面倒くさいんだったら、はじめから持たない。
林:すごいな、まだ若いのに。私たち、よく「エンジン」の会合をしてるけど、勝間さんは電車で来るか、前は自転車で来てましたよね。
勝間:今はほぼ電車か歩きですね。3キロ4キロ歩いちゃいます。今日もここに来るまで(腕にはめたスマートウォッチを見て)9300歩です。
林:「階段は運動器具と思え」って本に書いてありますね。私も階段を使おうと思うときがあるけど、デブのおばちゃんが頑張ってると思われるのがイヤだから、ついエスカレーターに乗っちゃう(笑)。
勝間:毎日階段を使うだけでぜんぜん変わるんですよ。
林:最近、マージャンもプロ級だそうですね。
勝間:15年にプロ試験に受かりまして、経営者の方とかマージャン友達とかとやってます。先月の連休も家で合宿してました。
林:勝間さんの哲学だと、マージャンなんか非常に時間をとられる非生産的なものに位置づけられるような気がするけど。
勝間:自分の時間が楽しければいいと思ってるんです。世の中から見てどんなに生産的なものであっても、自分が楽しくないと思えばそれはいらないし、逆に、世の中から見てどんなに非生産的でも、自分が楽しいと思えばオッケー。それと、他人に迷惑をかけなければ。
林:もちろんマージャンは賭けてないですよね。
勝間:賭けてないです。名誉だけかけて(笑)。
林:そしてゴルフも、いま夢中なんでしょう?
勝間:そうなんですよ。今、週1、2で行ってます。私いま50歳をちょっと過ぎたんですけど、70代の人たちからすごく脅されたんです。「今ゴルフをやっておかないと行けなくなるよ」って。それで、50代のうちしか週に何回も行けないなと思って。