

丸山茂樹氏は、東京五輪のゴルフ日本代表ヘッドコーチとして2020年のゴルフ界を語る。
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週刊朝日の読者のみなさん、あけましておめでとうございます! 今年もいろんな発信をしていきたいと思ってますので、どうぞよろしくお願い致します。
いよいよオリンピックイヤーがやってきました。僕は東京オリンピックのゴルフ日本代表ヘッドコーチとして、このビッグイベントに関わらせてもらいます。何ができるんだと言われると、とくにできることもないんですけど、誰もが注目する舞台に参加できるってことは非常にありがたいので、頑張りますよ。
自分が出る訳でもないんですけど、やっぱり東京オリンピックって日本のみなさんにとって大きなメモリーになるのは間違いありません。ある意味、ゴルフ界にとって飛躍の年になればいいと思います。
自国開催なので、何とかメダルをとは思ってます。でも手助けしてあげられることがほぼ何もないので、選手が好調なのを祈るばかりです。あとはゴルフ場ですね。実際の試合でどんなセッティングになるかは分かりませんけど、視察ができる期間内に行って、選手の質問には答えられるようにしておきたいですね。
僕自身のことを言うと、実は去年の11月にプライベートでゴルフをしてたときに、左肩を痛めまして。腱(けん)が断裂してしまったんです。内視鏡で手術すると数カ月間固定しないといけないというので、地道にリハビリで治す道を選びました。来シーズンの試合出場は白紙状態です。一からやるしかないですね。いろんな方法を探して、少しでもよくなるように頑張りますよ。