山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
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「ピントグラス」は、独自開発の累進多焦点レンズを搭載した老眼鏡。同心円状に度数が徐々に下がっていく設計となっており、急に見え方が変わることなく、広い視野と自然な見え方を実現。度数の違う眼鏡を何個も持っている人や、距離の違うものを見た時の視線移動に違和感をもつ人などに快適な視界を提供する。メーカー希望小売価格1万5000円(税抜き)、デザインは25種、老眼度数 中度:+2.5D~+0.6D/軽度:+1.75D~+0.0D。全国の家電量販店や通販サイトなどで購入可能
「ピントグラス」は、独自開発の累進多焦点レンズを搭載した老眼鏡。同心円状に度数が徐々に下がっていく設計となっており、急に見え方が変わることなく、広い視野と自然な見え方を実現。度数の違う眼鏡を何個も持っている人や、距離の違うものを見た時の視線移動に違和感をもつ人などに快適な視界を提供する。メーカー希望小売価格1万5000円(税抜き)、デザインは25種、老眼度数 中度:+2.5D~+0.6D/軽度:+1.75D~+0.0D。全国の家電量販店や通販サイトなどで購入可能

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は老眼鏡「ピントグラス」。

【写真】オシャレな老眼鏡をかけてポーズをきめる「純烈」のメンバー

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 少子高齢化は芸能界とて同じ。まぁ、長年、第一線で活躍している人たちが多いことは視聴者の皆さんの励みにもなっているだろう。けれど、高齢の出演者が多いと、若いスタッフたちは何かと気を遣わなければならないことも。

 芸能人は見た目が若々しいので、言われなければ気づかないのだけれど、たとえばバラエティーの現場でよく聞かれるのが「カンペの字が小さくて読めないので、大きくするか、もっと近くで見せてほしい」「手カンペ(手持ちのカンペ)の文字をもう少し大きくしてくれないか」などだ。つまり、それほど老眼の出演者が多いということである。

 確かに、台本のQ数(文字の大きさ)は昔と変わらないし、VTRやスタジオの様子を映すモニターの大きさも限られている。フロアディレクターやADが示すマジックで記された“カンペ”は、A3サイズのスケッチブック1ページに必要なことを盛り込むため、それなりの文字サイズである。もちろん、何枚にも分けて書いて、ページをめくっていく……ということもする。しかし、出演者の喋るタイミングと、ディレクターがスケッチブックをめくるタイミングがピタリと合うことは少なく、見ていてヒヤヒヤしてしまう。

 そんな現場で最近、見かけたのが「ピントグラス」なる老眼鏡。イメージモデルが「純烈」の4人ということで、演歌の大御所の間でも広まりつつあると聞く。

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