──舞台で集中するための切り替え方は。

戸塚:楽屋で15分前から音楽を流して、徐々にテンションを高めていきます。だいたいハッシー(橋本)と楽屋が一緒なんですけど、「これだったらハッシーと一緒にいる時でも流していいだろう&一緒にテンションを上げられるだろう」という曲のリストがあるので(笑)。その15分間はあわただしいですよ。衣装に着替えたり、歯を磨いたり、化粧を整えたり。そんなバタバタした中で音楽を聴きながら、集中力と気持ちを高めています。

五関:僕はゲーム。脳をリフレッシュさせるために必要な時間です。単純にスカッとしたい時なら対戦系とか、アクション系が多いかな。振り付けを考えてて煮詰まった時とかもそうだけど、頭がパンパンになったら何も考えずにゲームすることで、またすっきりして戻ってこられるんです。

塚田:楽屋でも寝転んで、微動だにせずゲームしてるよね(笑)。めちゃめちゃ集中してるから、僕がからかっても、全く反応しないんですよ。

河合:ハハハ。僕はシャワーだな。舞台の前でもライブ前でも、シャワー室で温かいシャワー浴びながら、「あー!」や「おー!」と声を出すことで、スイッチが入る。シャワーの水を直接のどにあてて、声を出してると、のどが開く気がして、ずっと続けてます。

──今年の「ジャニーズ伝説」への意気込みは。

橋本:今まで本気で頑張れるのは、僕たちのパパであるジャニーさんがいる時だったんです。部活の試合とかでも、親が見に来るとテンションが上がって頑張ろうって思うじゃないですか。それと一緒で、ジャニーさんがいる時は僕たちも「息子の姿を見て」って感じで、自然とテンションが上がってました。でもね、今年も絶対、定位置だった客席の後ろにいるはずなんです。ステージ上にだっていると思う。だからいつもと変わらず、いやいつも以上に、やってみせます。

五関:ジャニーズを知る入り口って、世代によっても違うよね。だけどこの作品は、ジャニーズが紡ぎ出していく物語のスタートの話で、どの世代が見ても共通して楽しめる要素が大きいと思う。作品を通じて、それぞれが持つジャニーズに対する思いや愛が、さらに深く強くなってほしいなと願ってます。

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