

テレビ各局の10月改編を弾みに、新しい風を吹かせるアナウンサーがいる。水際だったルックスと、流麗なトークで注目を集める。そんなふたりの共通点は?
TBSの朝の新情報番組「グッとラック!」(平日午前8時)で、メインMC落語家の立川志らく(56)を支えるのが、国山ハセンアナ(28)だ。
2013年、TBSにアナウンサーとして入社。身長は178センチ、父はイラク人で、母は日本人。爽やかな笑顔で主婦層を中心に人気を集めてきた。「Nスタ」(平日午後3時49分)などに起用され、
「TBSの中では安住紳一郎アナに次ぐ人気。TBSが局の顔であるハセンアナを朝の顔として起用することで、番組のスタートダッシュ、底上げをはかるねらいでしょう。それだけに制作スタッフにも視聴率アップの至上命題が与えられているそうです」(民放局プロデューサー)
ハセンアナは、番組HPで意気込みをこう語っている。
「情報社会の中で、朝の情報番組に何が求められているのか。答えは簡単には出ないのですが、毎日関心事を伝えるうえで少しでも心にグッと迫る、何かを考えるきっかけになるような新しい番組になれば、と考えています」
日本と海外の双方にルーツがあるアナが注目される背景を、芸能ジャーナリストの中細朝胤さんはこう分析する。
「洗練されたイメージ、国際情勢に精通したイメージを視聴者に与えることができるのが強み。つまり、パッと目に飛び込んできたら、チャンネルを変えなくなる存在と言えます」
まさしく、そんなイメージをまとっているのが、ハードキャッスル エリザベスアナ(27)だろう。
この秋から、日本テレビ夕方のニュース番組「news every.」(平日午後3時50分~)のカルチャー担当キャスターに抜擢された。
東京都出身の27歳。父はイギリス人、母は日本人。エリザベスという名の由来は母親がサザンオールスターズの「いとしのエリー」、父親もレイチャールズの「エリー・マイ・ラブ~いとしのエリー」が好きだったから、なのだとか。