昨年は、劇団で上演した芝居を翌年、小・中学生たちで上演する「劇団こどもSET」も始動した。
「“ミュージカル・アクション・コメディー”というジャンルを確立したものの、現実はコメディーが突出して、歌とアクションが弱い。三宅さんは未来のために、子供の頃から芝居、アクション、歌の三拍子が揃った俳優を育成しようとしている。僕は40年前出会えてラッキーでした」
10月から上演されるSETの新作は、「ピースフルタウンへようこそ」。
「三宅さんの脳内は、最近冴え渡っています(笑)。今回も、『本当の幸せとは何か』を追求しながらも笑える内容……らしくて。一回説明されたけど、忘れちゃったなぁ(笑)」
(取材・文/菊地陽子)
※週刊朝日 2019年9月13日号