放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「シュガーバターサンドの木 キャラメルマキアート」。
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名古屋や大阪のテレビ番組に出演する際、東京から差し入れを持参する芸能人や文化人は多い。
とはいえ、嵩張(かさば)ったり重たかったりするモノはNG。さらに、個別包装されていて、「皆さんで、どうぞ」と差し出すのだから、それなりに数もなければいけない。
生放送や収録の日に合わせて届くように、事前に手配をするマメな人もたまに見かけるけれど、期日指定にして送っても、局内でスムーズに行きつくとは限らず、悩ましいところだ。
加えて、「東京駅構内で」というのは、いかにも慌てて買ってきたカンジ。たとえADさんだとしても、“差し入れ”に関してだけは舌が肥えているので、番組スタッフや共演者に喜んでもらえるモノを探すのはホントに難しい。
そんな折、Facebookで、超有名ナレーターの男性が、超有名男性アイドルからの差し入れを紹介していた。
しかも、その男性アイドルから、「これ、超美味しいんですよ」と商品名込みでススメられて、食べてみたら本当に美味しかった……という投稿だ。
自分で差し入れたモノを「超美味しい」とはなかなか言えないと思うが(苦笑)、彼は心からそう思っていて、スタッフに喜んでもらえることが確実と度々利用している様子が伝わってくる。
それは、「シュガーバターサンドの木」の“キャラメルマキアート”だ。