会見する純烈のメンバー4人(撮影/上田耕司)
会見する純烈のメンバー4人(撮影/上田耕司)
リーダーの酒井一圭さん(撮影/上田耕司)
リーダーの酒井一圭さん(撮影/上田耕司)
引退会見した純烈の友井雄亮(撮影/上田耕司)
引退会見した純烈の友井雄亮(撮影/上田耕司)

 複数との女性とのDV問題、3000万円使い込みスキャンダルが発覚した友井雄亮(38)のグループ脱退、芸能界引退を受け、純烈のリーダー酒井一圭(43)、リードボーカル白川裕二郎(42)、LILICOと先日結婚した小田井涼平(47)、後上翔太(32)の4人が15日、都内で会見を開いた。

 残された4人のメンバーは複雑な思いをそれぞれ、吐露した。

 酒井は「僕の中であいつは死んだ」と、心境を語った。友井の今後の復帰は考えられないという。

「2~3カ月に1回、噛みついてきて、友井は何度も辞めようとしたんだよね、あの人。ほとぼりが覚めると『ごめんなさい』と言ってきた」

 酒井は5歳下で弟のように思っていた友井には怒りっぽいところがあったと振り返った。

 A子さんにDVを加え、友井が謝罪の意を表した誓約書を書いていたことが明らかになっているが、酒井によれば、A子さんとの交際以前にも、「元妻との間での離婚原因もDVだったという噂を聞いたことがある」という。

 本誌がその経緯について質問すると、酒井はこう打ち明けた。

「純烈を結成する時、白川とか小田井が加入した段階で、できれば俺は友井に入って欲しいと思った。だが、友人から『実は友井にはインターネットでこういう書き込み(DV)があるんだ』と聞いた。それを本人に確認すると、友井は『そんなことあるわけないじゃん』と否定した。僕はそれを信じてここまで頑張ってきた。友井が女性に対して暴力を振るっていたというのは今回初めて。現実に目の当たりにした」
 
 友井の女性に対するDVについてメンバーは誰か相談を受けたり、気づかなかったかと聞くと、「全くなかったです」(酒井)。

 グループ結成前から友井と親しくしてきたリードボーカルの白川も「友井本人からそういった相談というのは全くなかったです」と話す。

 今後の友井との関わりについては「自分は純烈である限り、よほどのことがないと接触しないと思います。あいつはたぶん、この記者会見をどっかで見ていると思うんです。また会いたいという気持はゼロではないですけど、僕の中で、あいつ(友井)は死にました。だからもう、会うことはない」(酒井)。

著者プロフィールを見る
上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

上田耕司の記事一覧はこちら
次のページ
友井は死んだ