カバー曲であるDA PUMP「U.S.A.」が入っていたからだ。これまで“外国人の作曲作品である”という理由から、西城秀樹「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」や、映画「アナと雪の女王」の日本版主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は候補作に選ばれてこなかった。
「これまで大賞候補にならないと言われてきたものが、今年は入ってる。ほかの候補曲もそれなりに売れてるが、社会的ブームを考えると『U.S.A.』が一番でしょう。資格があるなら大本命だと思いますけどね」(同)
また、今年1月に音楽活動からの引退を表明した小室哲哉氏が、特別賞受賞者に名を連ねた。不倫疑惑報道もあったが、「“引退”と発表しているので、今までの功績を、ってことだと思う」と三杉さん。
どちらの番組も当然、平成最後の放送となる。特に紅白は視聴率が注目され、ここ数年は40%前後を行き来している。
「厳しい意見も多いけど、これだけ録画視聴率が上がり、若者のテレビ離れが叫ばれる時代に、40%近くとっているのは評価していいと思う」(同)
今年も締めは紅白で!(本誌・緒方麦)
※週刊朝日 2018年12月7日号