新人王に輝いた大谷 (c)朝日新聞社
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「ライバルはヤンキースのアンドゥハーだと言われていたし、接戦になるとみられていたので、想定外の大差でした」とスポーツ紙デスクが語るのは、エンゼルスの大谷翔平選手(24)が選ばれたMLBアメリカン・リーグの新人王レース。

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 全米野球記者協会会員の中から選ばれた30人が3名連記して投票し、1位5点、2位3点、3位1点として合計して決めるのだが、何と大谷は1位票を25票、2位票を4票集める独走状態で計137点。2位のアンドゥハーは89点、3位のトーレス(ヤンキース)は25点と圧勝だった。

 大谷は右肘の故障で離脱した時期があったから、シーズンを通して活躍したアンドゥハーのほうが有利、と読む向きもあった。

 たとえば、MLBのベテランスカウトは「普通に考えればアンドゥハーですが」と言ってから、こう続けた。

「大谷の得票が伸びた理由は、ベーブ・ルース以来、という二刀流のインパクトですよ」

 ベテラン記者に解説してもらった。

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