受験も終わり、入学が待ち遠しい新大学生も多いはず。「ミス東大」ら6人のミスコン優勝者が、大学生活の魅力を語ってくれた。新入生は必読なうえ、父母たちには懐かしい思い出が蘇るに違いない。
「高校2年の時に良い先生に出会ったことをきっかけに、けっこう勉強しました」
と語るのは、東京大学・農学部3年の松本有紗さん。選んだのは理科II類。中高と女子校だったので「男子が圧倒的に多い理Iに行くのは怖い」と感じたからだ。
生命化学・工学専修で、午前中は座学、午後は1時から5時まで、ずっと実験室にこもって実験という日々。4月からは研究室に入り、さらに本格的な実験を行うようになる。「研究室に見学に行ったら、ものすごい顕微鏡など何千万円という器具がポンポンと置いてあって。全然違う環境なんです。楽しみですけど、怖いですね(笑)。まだやりたい職業は決まっていません。大学院を目指そうと思っています」
中央大学・商学部2年の鈴木康代さんは、消費者心理を学べるうえ、学費が安いので中央大学を選んだ。30分かけて徒歩通学。行きは山登りだと笑う。
「大学入学後にいろいろ本を読んで、視野が広がりました。マーケティングやマネジメントも面白いですし、やりたいこともだいぶ変わってきましたね」
将来の夢はふたつある。ひとつはコンサルタント。
「1年の5月からコンサルタント会社でインターン的なアルバイトをしていて、とても勉強になります。上司からは、経営方針の相談などを担当するビジネスコンサルタントが向いていると言われています」
小学校の頃から憧れてきた女子アナとどちらがいいか。じっくりと考えている。
「ミス青山」の今井美桜さん(青山学院大学・教育人間科学部2年)は、教育学科で小学校の教職課程を学んでいる。
「2年になってからは図工の授業も入ってきたんですけど、ちょっと苦手で……。このあいだも木工や陶芸の授業で苦労しました。作りながら先生に気をつけるところを指導していただき、私が教える時にはその点を気をつけて見てあげる。その意味では今、できなくて注意してもらうほうがいいのですが(笑)」