夫は今や“寒いダジャレ”が代名詞となった放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクター。妻の京子は代表取締役として夫の会社を取り仕切る。そんな二人の日常とは?
※「駆け出しのデーブ・スペクターに“妻からプロポーズ”した理由」よりつづく
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――夫は番組出演の準備にいそしみ、妻は会社の代表取締役を務める。忙しい二人は家事や料理はせず、思い切り仕事に打ち込む。
夫:僕はテレビ業界が大好きなの。視聴率、編成、局の人事異動にまで関心がある。アナウンサーも裏方の人たちも大好き。「明日は何やる?」「ネタ足りる?」と、勝手に番組作りに参加するタイプです。
妻:トランプ大統領のネタがあると、頼まれていないのにテレビ局にメモを送ってるわよね。
夫:この番組をどうするとよくなるかという話なら、永遠に話し続けられる。とくに今はネットとテレビが融合し始めているから、面白くてしょうがない。
妻:番組でコメントするための情報収集は全部自分でやってますね。
夫:新聞、雑誌、ネットで海外のメディアも見るし、家ではテレビを6台つけっぱなし。ニュースジャンキーでもある。気晴らしは海外ドラマを見ること。たまに映画も見るけど、番組で話題に上ることがあるから、それも仕事のうち。
妻:リラックスする時間がないのよね。睡眠時間も短いでしょう。