「舞台や映画が中心になるのではないでしょうか。舞台や映画の出演ならクレームの可能性が少ない。テレビ(ドラマ)は視聴者がうるさいこともあり、避けると思います」
実際、斉藤本人は受賞挨拶の中で、「今日ここに来る前に衣装合わせしてきました。映画って改めて良いですね」と次の仕事を示唆した。また、三杉さんは不倫に対する風向きが変わりつつあるとも指摘する。
「1月にあった小室哲哉さんの(不倫疑惑を指摘した週刊誌報道に対する)会見で、潮目が変わりましたね。小室さん本人は不倫自体は否定していますが、強烈な不倫バッシングは変わりつつあると思います」
32年前には映画「雪の断章-情熱-」で新人賞を受賞している斉藤はこう語っている。
「相米慎二監督のもと、初めて長編に参加させていただいた。(当時)ブルーリボン賞を頂けたという記録はあるのですが自分がどんな風に賞を頂いたか覚えてなくて、こんなに年月が経ってからまたもらえるのが夢のような気持ち。思いがけないプレゼントだと思っています」
不倫騒動が発覚して以降、斉藤が公の場に登場する度に、妖艶さに磨きがかかっている様に見える。映画担当記者たちからも高く評価された斉藤の演技だが、今年も彼女の演技には注目だろう。
(本誌・大塚淳史)
※週刊朝日 オンライン限定記事
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