「貴乃花親方は理事会で自分が貴ノ岩から聞き取ってまとめたA4で15枚くらいの報告書を配った。しかし、協会が通し番号を打って回収したそうです。なぜ、報道陣らにも配布されなかったのか、不満だそうです。『皆さんに読んでもらえば、わかります』と言って配布し、それくらい自信作で練りに練ったものです。理事会でそれをみた理事たちは、『ええ、これ本当かと思った』『協会の報告書と、暴行現場やその前段階が違うぞ』

『これが貴ノ岩側からみた真相なのか』などと漏らしていたくらい協会の報告書とは内容が違っているそうです。しかし、貴乃花親方は理事会でようやく自分の主張ができ、白鵬らの処分、伊勢ヶ浜親方の辞任という結果にそれなりに満足のようです。同時に貴乃花親方の独自報告は公表しないなど協会の閉鎖性を改めて痛感しています。それを今後、貴乃花親方は訴えていくのではないか。26日の一月場所番付発表で貴景勝の三役入りが発表されるので、貴乃花親方も記者会見に出る予定ですが、そこで口を開き、反撃を開始するんじゃないか」(相撲協会関係者)

 28日には協会が先送りした貴乃花親方への処分が発表される見通しだ。

 貴乃花親方VS相撲協会のバトルはまだまだ続きそうだ。

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