世界に衝撃を与えた最初の「スター・ウォーズ」から40年。12月15日、シリーズ第8作にして最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」がいよいよ公開される。
“衝撃作”と名高いものの、いまだ謎に包まれたままの今作の裏側について、デイジー・リドリー(レイ役)、アダム・ドライバー(カイロ・レン役)らキャストが漏らした貴重なコメントが、「週刊朝日」12月22日号(12月12日発売)に掲載されている。
いったいどのような展開になるのか、彼らの“証言”から予測して待ちたい。
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■「今作での出来事に、観た人は驚かされるはず」レイ役/デイジー・リドリー
今作でルークはレイに本当につらく当たるわ。彼はレイに、人々が思っているほどすべてがバラ色ではないと気づかせるのよ。
マークと共演してわかったのは、本当に彼がクレイジーな人生を送ってきたということ。人生の多くが、スター・ウォーズの影響を受けたものだし。そのうえで、彼は安定したエネルギーの持ち主だと感じたわ。アダムと違って、とてもおしゃべりだしね(笑)。
今作には、いい感じのバランスがあります!これまでと違って、とてもたくさんのストーリーが同時に起きて、どのキャラクターにも前進する場面が与えられていると思うの。次の作品につなぐというのではなく、この作品一つで成立している。今作で起こるいくつかの出来事に、観た人は驚かされるはずよ。
Daisy Ridley/1992年、英ロンドン生まれ。映画出演3作目にして、EP7での新ヒロイン役に抜擢された
■「父殺しの事実が、レンの状況をリアルにした」カイロ・レン役/アダム・ドライバー
今作で壮大なドラマの中心にいるのが、レイとカイロ・レンなんだ。正反対の立場だけど、二人を分かつ境界線はとても細く、どちらの中にも闇と光の両方が存在している。お互いの存在が、自分自身の裏側なんだよ。前作の最後で、カイロ・レンは実の父親を殺した。その事実が、彼の状況をよりリアルにしているね。