「いい女は、色で惑わす」「ナチュラルもハーフも思いのまま」「ちゅるん系黒目がちな愛されEYE」──。
【閲覧注意】コンタクトレンズをつけたままにしているとこんな症状に…
いったい、何のことだと目を見張った読者も多いだろう。これらは今、若い女性を中心に、爆発的な広がりをみせているカラーコンタクトレンズ(以下、カラコン)の宣伝文句だ。使用者の多くが、「目元を華やかにみせたい」「外国人のように演出したい」など“おしゃれ”目的だが、洋服で着飾るのとはわけが違う。目の粘膜という繊細な場所に直接装着するゆえ、危険が潜んでいるのだ。
モデルや女優にカラコン愛用者は多いが、女子中高生をはじめとしてカラコン利用率は、ここ数年で急増している。日本眼科医会の調査(2015年)によれば、カラコン利用者は6年前に比べ、高校生は6.5倍、中学生は実に25.5倍にまで増加。読者の娘や孫もすでに使っているかもしれない。