マック鈴木の信じられないプロポーズの言葉とは? (※写真はイメージ)
マック鈴木の信じられないプロポーズの言葉とは? (※写真はイメージ)
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 第一印象は悪かったものの「追っかけ」のように会って結婚までこぎつけたお笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さん。夫となった元メジャーリーガー・野球解説者のマック鈴木さんと当時を振り返った。

「告白に『なんで?』 女芸人・小原正子とマック鈴木の不思議な馴れ初め」よりつづく

*  *  *

――妻はテレビでも交際相手の存在を公表。結婚に向けて、外堀を埋めにかかった。それに納得がいかない夫とは衝突が増えて……。

夫:30代後半の男女が交際宣言、ってことは、当然、次のステップとして結婚があることは考えましたよ。

妻:私は、いつ親に会ってくれるの?って。

夫:そんな大事なこと、勝手に決めるなって、イラつきましたね。

妻:結婚ってものに対して、どう考えてた?

夫:……仕方がわからなかった。付き合っても、どうしたら「結婚していいのか」、自分の中で明確じゃなかったんですよ。

妻:前の彼女の話になったこともあったね。13年も付き合ったのに、結婚しなかったって。

夫:そうねえ。

妻:話を聞いているうちに、その彼女の気持ちになっちゃって。つらくて悲しくて、泣きながら説教(笑)。

夫:わけわかんないでしょ。そんなことで責められても。

妻:考えたら、そこで結婚に至らなかったから私が結婚できたんですけどね。

夫:過去のことまで問い詰められたら、男は何にも言えなくなりますよ。

妻:そうねえ。

夫:それで一時期、彼女には何にも言わなくなりましたもん。

妻:どこへ飲みに行くの?って聞いてもお店の名前は言わず、「関西」、「神戸」とか。

夫:意地悪だよね(笑)。そしたらこの人、僕が行きそうなお店、捜して回るんですよ。どんだけ情緒不安定なんだ!と。

妻:「マックさん、来てますー?」ってお店のぞいて。

夫:めんどくさい人だけど、彼女はすごく優しいし、人を思いやれる人。付き合ってみると素顔が出てきたんです。なのに、時々「デビル小原」が出てくる。

妻:はあー。

夫:でもね、デビルが10で素顔がゼロ、のところから、だんだん「素顔率」が上がっていって。

妻:漫才の台本どおり、毒舌の「オハラ」を演じ続けてるうちに、本来の自分を見失ってたんですね。それが、彼と付き合ううちに、だんだんとお化粧も薄くなっていって。

夫:タバコもやめたよね。僕はやめてくれなんて、一言も言ってないんですよ。

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