「白石さんは女性からの支持が厚く、普段買わないような若い女性が購入しています」(担当編集者)

 一方、前出の三杉氏は、「清純派のエースがいきなりセクシー路線に走ったことが大きい。女性誌でも女性のヌードを掲載する時代。写真集は過激ではなく芸術性のある内容ですが、それでも脱清純派のインパクトが大きいのではないでしょうか」

 さらに、ファンの間でまことしやかにささやかれているのが“卒業”だ。本人は出版記念の場では否定したが、昨年10月にグループの橋本奈々未(23)が卒業を発表。齋藤飛鳥(18)ら後輩が順調に育ち、20代半ばの年齢を考えると、新たなステージに向かっても不思議ではない。

「セクシー路線に挑戦したその背景にある彼女の思いを感じ取ったファンが、『乃木坂46では最後かもしれない』と購入した可能性はあります」(三杉氏)

 艶(つや)っぽさは何かの暗示か。次なる仕掛けが気になるところだ。

週刊朝日 2017年2月24日号

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