「歌舞伎役者の浮気はまあ仕方ないという(世間の)思いに、梨園(りえん)の妻の見事なフォローが上乗せされて、これ以上つっこむのをやめようという感じになった」(碓井教授)
卑屈にならず、梨園の妻として本物感があった、というのだ。一方で、こんな意見も。
「夫に浮気されたら、もうちょい感情ぶつけようよ(笑)。自分を主語にせず『主人が』と言える女でないと梨園では通用しないということがよくわかったわねー」(テレビウォッチャーの吉田潮さん)
とにもかくにも三田の神対応で修羅場を乗り越え、東京での襲名興行は無事に成功。同時に襲名した3人の息子は、父の不徳の“背中”はどうかまねしないでほしい。
政界でトップ・オブ・ゲスに君臨したのは前衆院議員の宮崎謙介氏。妻で衆院議員の金子恵美氏の出産を前に元グラビアアイドルと不倫をし、人間としての欲が勝ったと言い訳をした。宮崎氏は現在、都内で会社経営に携わっているとか。吉田さんは言う。
「離婚しないで針のむしろで生きるっていうのは、奥さんが制裁を与えるパターンでもっともキツく、なかなかいい(笑)。妊娠中に不倫された例ではゆうこりんこと小倉優子もいるけど、キャラとしてはプラスになる。ママタレ界は戦国時代、被害を被った方が支持されるから」
不倫の“豊作”とも言える今年。最後は、吉田さんに〆てもらおう。
「ネタに感謝。ありがとう、著名人!」
※週刊朝日 2016年12月30日号
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