
2005年、サングラスに黒革の衣装で「フォー!」と叫び、大ブレークしたお笑い芸人・レイザーラモンHG。身長185センチの鍛え抜かれた体を生かし、いまもタレントとして活躍中。妻はファッションディレクターとして「商才」に注目が集まる住谷杏奈。そんな2人の馴れ初めとは?
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夫:出会いは05年の夏。友達の紹介です。最初、3人でお茶したんだよね。
妻:そう。
夫:そのときに僕が一目ぼれしたんです。
――05年といえば「フォー!」が流行語大賞にノミネートされ、夫が一世を風靡していた年。一方、妻はグラビアタレントとして活躍中の22歳。出会うべくして出会った二人のようだが……。
夫:いや、杏奈ちゃん、僕に全然興味なかったよね。
妻:素顔で来たからわからなかったし、そもそも「フォー!」もよく知らなかった(笑)。
夫:僕は彼女がプロレスファンだったところにグッときたんです。
妻:高校生のころからプロレス好きで、毎年、東京ドームには必ず見に行ってました。でもいまはやりの「イケメンレスラー」みたいなのは苦手で……。
夫:玄人好みするレスラーが好きだったんですよ。それも僕的にはキュンときた。
妻:蝶野正洋さんとか、テンコジ(天山広吉と小島聡のチーム名)とか、タナケン(棚橋弘至と鈴木健想のチーム名)の時代とか。
夫:そんなマニアックなこと言ってもわかんないって(笑)。要するに男子ウケするような、渋いプロレスファンだったんです。