「女王陛下のお気に入り」でアカデミー賞受賞のコールマンと、「アメリカン・ビューティー」で受賞したサム・メンデス監督、「ブレードランナー2049」などで撮影賞受賞のロジャー・ディーキンスがタッグを組んだ感動作「エンパイア・オブ・ライト」。
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1980年代初頭のイギリスの静かな海辺の町マーゲイトにポツンと佇む映画館エンパイア劇場。そこで働くヒラリー(オリヴィア・コールマン)は、つらい過去の経験から人とのかかわりを避け、今でもなお心に闇を抱えている。
ある日、厳しい不況と社会不安の中、彼女の前に、夢を諦め映画館で働くことを決意した青年スティーヴン(マイケル・ウォード)が現れる。職場に集まる仲間たちの優しさに守られながら、過酷な現実と人生の苦難に常に道を阻まれてきた彼らは、次第に心を通わせ始める。前向きに生きるスティーヴンとの出会いに、ヒラリーは生きる希望を見いだしていくのだが、時代の荒波は二人に想像もつかない試練を与えるのだった……。
本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)