真相は闇のまま…(※イメージ)
真相は闇のまま…(※イメージ)
この記事の写真をすべて見る

 千葉県柏市の手賀川に架かる橋から転落し、会社員の佐藤龍太さん(17)が溺死した事件が起きたのは1月4日のこと。午前6時ごろ、同僚で主犯格とされた小島庸平容疑者(22)ら4人が「殴られるか川に飛び込むか、どちらかにしろ」などと迫り、「飛び込みます」と言って服を脱いだ佐藤さんを欄干にぶら下げて落としたというのだ。

 柏署に殺人の容疑で逮捕されたのは、いずれも同県我孫子市在住で他に岡田潤太(20)、渡辺真純(21)、19歳の少年の各容疑者だ。

 小島容疑者と19歳の少年は佐藤さんと同じ建築関連会社で働いていた。取り調べに対し、小島容疑者は「一緒にいたが落としていない」と否認している。

「自宅に置いてあった200万円を佐藤さんが持ち出した」などとも供述しているというが、佐藤さんの知人の女性が怒る。

「200万円なんて死人に口無しで怪しいものです。龍太君は会社を休みがちで、彼らは自宅まで来て『仕事に穴を空けて、会社がいくら損害を出したかわかっているのか』などと凄んでいたことがありました。あの子はグループから抜けるため、会社を辞めたがっていました」

 佐藤さんは2DKのアパートに両親と妹の4人暮らし。別の住人が語る。

「お父さんは持病のため、働けなかった。お母さんが家計を支えていた」

 だが、職場関係者は、生活の困窮ぶりを証言する。

暮らしとモノ班 for promotion
7月16,17日開催Amazonプライムデー。八村塁選手が厳選するアイテムは?
次のページ