北の湖敏満さん(日本相撲協会理事長)きたのうみ・としみつ 11月20日死去。享年62 (c)朝日新聞社
北の湖敏満さん
(日本相撲協会理事長)
きたのうみ・としみつ 11月20日死去。享年62 (c)朝日新聞社
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 昭和の大横綱と呼ばれた日本相撲協会の北の湖理事長が九州場所中に帰らぬ人となった。相撲好きで知られるアーティストのデーモン閣下は、悪魔姿の国技館“出禁”が解けた裏話を語った。

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 北の湖親方と吾輩の間には、大きな出来事があったのだ。

 吾輩は昔から相撲好きで、北の湖親方が理事長になる前から相撲の専門誌でコラムを書いていたんだが、その取材を日本相撲協会に申し込むと、取材はいいが本場所のときは悪魔の姿では来ないでもらいたい!と協会から打診があった。

 理由はこうだ。悪魔姿で来ると(目立って)会場がザワつくし、土俵上の力士もそのザワザワで集中力を欠くかもしれないと。まあそれだったら仕方あるまいなと、本場所のときは悪魔姿での出入りを遠慮したんだ。いわば不文律の出禁だ。

 それが10年前(2005年)、北の湖親方が理事長になって3年目に国技館の館内放送「どすこいFM」のゲストに招かれた。あれ? 悪魔の姿で行っていいのか?と逆に協会に尋ねたら「どうぞ悪魔の姿で」と。当日生放送前に理事長室に通されたら北の湖親方が部屋の中に立っていて、「お忙しい中お越しいただきありがとうございます」と頭を深く下げて迎えてくれた。なんて丁寧な人だろうかと驚いた。

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