映画「進撃の巨人」では、ヒロインのミカサを演じ、初めてアクションに挑戦した水原希子。
「トレーニングをして挑みましたが、ワイヤで吊られたり大変で、ケガも覚悟済み。モデルの仕事を気にする余裕もなかったですね。それに、傷ができても今はパパッと消せますし(笑)。骨折さえしなければいいな、と」
2010年に公開された映画「ノルウェイの森」以降、大河ドラマや月9に出演するなど、俳優として存在感を高めている。
「ヒロイン役を頂く機会も増え、責任感が芽生えたり、経験を重ねることで演じる感覚をつかめたり。いま、ようやく俳優のスタート地点に立てたかな、と思います」
13歳から経験のあるモデルと違い、俳優は「迷路の中で少しずつ、宝物を見つけているような感じ」。やりがいや達成感もひとしおだという。
「将来的には、アジアの作品にも出てみたいですね」
その進撃からますます目が離せない。
※週刊朝日 2015年7月31日号