動物写真家の岩合光昭さんの世界の猫を訪ねる旅。今回は、ウルグアイ・コロニア県近郊の“タメ猫”。
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ちょっと聞いてよ、と言わんばかりに豚の方へと手を差し出す猫。同級生の仲良しコンビは井戸端会議中だ。
草原が広がり、農牧が盛んなウルグアイ。南西部のコロニア県近郊の牧場で飼われている、生後5カ月のメスの子猫グァランゲティと、生後6カ月のメスの子豚ローリー。
貯水槽として使われていたタンクを住処(すみか)としているローリーと、視線を同じ高さにするためバケツの上にあがる。仲良しコンビは、今日もおしゃべりに花を咲かせている。
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※週刊朝日 2015年5月29日号