神戸市長田区の小学1年生の生田美玲(いくたみれい)ちゃん(6)が、自宅近くの雑木林で遺体となって発見された。死体遺棄容疑で逮捕されたのは、すぐ近くに住む君野康弘容疑者(47)。遺体を切断して捨てるという残忍な犯行が、ごく狭い範囲であったことに衝撃が広がった。
周囲の住民に動揺が広がる一方で、君野容疑者のアパート近くに住む70代の女性は、こう吐き捨てた。
「あの男は、まさに危険人物や。『ワシの裸みてみい』とすごんでいた。ニュースで逮捕を知って、ついにやりよったと思った」
本誌は、同じアパートの住人が携帯電話で撮影した動画を入手。そこには「自覚してるんか、コラコラ」「睨みつけてるんか、コラ」などと、酒に酔ってすさまじい迫力で警官や住民に難癖をつける君野容疑者が映っている。
このような姿は日常茶飯事。頻繁に近所の酒屋で焼酎のカップ酒を2、3本買い求め、それを飲みながら、千鳥足で近所を徘徊(はいかい)していたという君野容疑者。際立つのは、女児への執着だ。実際に被害も出ていたという。
小学2年生の女児は、
「お酒を飲んでいて『おい、これ飲め』とカップを投げられ、ツバをはく。怖くて、泣いて逃げた」
小学5年生の女児は、
「友達と歩いていたら、『おねえちゃん、遊ばん』と言い、後をつけてきた。走っても追いかけてきたので、全速力で逃げました」