2年に1回、パリで開催される「ワールド・チョコレート・マスターズ」は、世界中の名ショコラティエが、独創的な技と味を競い合う。昨秋、日本から出場したのは、国内大会で1位に輝いた「サロンドロワイヤル京都本店」のシェフパティシエ・垣本晃宏さん(43)。25歳まで会社員だったが、「職人になりたい」と製菓の道へ。フランス料理のシェフなどを経て、チョコレート作りに専念するようになったのは、わずかこの2年と…

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