やはり「半沢直樹」が強さをみせた。本誌では30代以上の男女計1千人にアンケートで〈好きなテレビドラマ〉を調査したところ、「半沢」は30代女性、50代男性、60代女性、70代男女でトップを獲得した。その理由とは。
「出演者が実力者ぞろいでスカッとする」(30代・女性)、「どうしても無理だと思える局面でもへこたれず成し遂げる」(40代・男性)、「サラリーマン時代を思い出す」(70代・男性)など、さすが40%超えドラマの風格が感じられる。
社会現象にもなった「あまちゃん」も、30代男性で3位、50代女性で3位、60代女性で3位、70代女性で3位など、多くの世代でランクイン。
「楽しいし、気持ちが前向きになる」(60代・女性)、「今まで朝ドラになかった軽快なテンポ」(70代・女性)、「1日4回見るぐらいハマっている」(50代・女性)などの声があった。
また、ドラマのランキングでは、なんといっても海外ドラマの人気が目につく。なかでも際立つのが「24」人気の高さで、30代男性や40代の男女、60代男性ではトップ。「半沢」と人気を二分する存在だ。
「続きが観たくなる演出」(30代・男性)、「どんでん返しが多く、先が常に気になる」(40代・女性)などが人気の秘密。もし〈好きな海外俳優〉部門を調査したら、主演のキーファー・サザーランドが上位にランクインしたかもしれない。
ほかにも上位の海外ドラマは多い。「LOST」「CSI:科学捜査班」「ER緊急救命室」「X-ファイル」「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」など、人気シリーズが世代、性別問わずランキングに並んでいる。
※週刊朝日 2013年10月11日号