もはや社会現象となったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。現在放映中の東京編ではアイドルを目指すヒロイン・アキと、過去の因縁からそれを阻止しようとする芸能プロデューサー・荒巻(通称・太巻)のハラハラの攻防が繰り広げられている。そんな2人を演じる、能年玲奈さん(20)と古田新太さん(47)が対面した。
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――古田さんは、能年さんの第一印象は?
古田:まあ、なんてキラキラしてるお嬢さんなんだろう! って思いましたよ。宮藤(官九郎)君には聞いてたんですよ。「いやあキラッキラしてますよ!」って。
能年:(照れる)
古田:みんなから噂はガンガン聞いてました。先生役の皆川(猿時)君とか「かわいっすよ……」って。ところで、最初から潜りは得意だったの?
能年:全然泳げなかったです。苦手でした。出演が決まってから練習しました。
古田:実家に海ないもんな。おいらたち同じ兵庫県出身なんですよ。おいらは神戸だから海あるけど、玲奈ちゃんは山のほうだからね。すぐ潜れるようになった?
能年:全然です。でも3回目くらいから潜れるようになりました。
古田:早いじゃん(笑い)。放映前に、海女さん役の渡辺えりさんや木野花さんから「潜りを練習してるけど難しいの!」って聞いてたんだ。でも放送見てると、二人ともそんなに潜ってないよな。
能年:あ、えりさんはあんまり潜ってないです。木野さんはすごい潜っていらっしゃいます。えりさんは船の上で気持ち悪くなっちゃったみたいで。
古田:言ってた言ってた。「船酔いして気持ち悪くなって、浜に帰ってきてウニ丼食ってた」って。
能年:船の上で待ってると波がけっこうすごくて。
古田:潜りは楽しくなった?
能年:ハイ! イカが40匹くらい群れになって泳いでいたり、魚がいっぱいいておもしろいです。
※週刊朝日 2013年8月16・23日号