──宮迫さんや亮さんに事実と違うところなど反論できることはあるか?
岡本:経緯の中でいろいろありますけど、反論というか意思の疎通ができていなかった、僕が悪かったと思う。
──宮迫さんらが言われたことはすべて本当だということでよいか。
岡本:「力があるぞ」とか、そういう言葉は使わないと思う。そうですねw……。ちょっと考えます。
──松本さんとどのような話をされたのか?
岡本:冒頭で申し上げた内容と、僕のだめなところです。
──松本さんは「会社が会見をしなければだめだ」という話をしていたが、そういう話がでなければ、会見の予定はなかった?
岡本:いえ、記者会見を受けて、会社として会見をやると決めたということです。
──一連のなかでいろいろな芸人がSNSや番組で発言しているが。
岡本:全力ですべてのタレントさんたちの声を受け止め反映させなければいけないと思っています。
──今後、反社会的勢力から所属タレントを守るための再発防止策は?
岡本:我々としては年2回のコンプライアンス研修を行っておりますが、その回数を4、5回と増やしていく。冒頭でも申し上げたいわゆるホットラインの強化の徹底を行っていく、なかでもきちんとタレントさんと向き合いながら、直接の仕事も意見を言える環境づくりをしなければいけないし、納税のこととかもみんなで勉強というか、研修をしながらきっちりコンプライアンスの体制を社員含めて行っていけたらと考えております。
──反社会的勢力であることの、そこのチェック体制はどのようにするのか?
岡本:10年ほど前から反社と関係を絶対にもたないということをやってきた。反社チェックは徹底的に行っておりますが、それだけでは不十分なこともある、今回もそうしたこともありましたから、東京や大阪の暴追センターと各警察署の皆様とも密に連絡をする体制を準備しています。
──テープの話とか「全員クビにする」とか。社長は「冗談のように」と言うが、どう考えてもその場が和やかな雰囲気には感じられないが。
岡本:その手前で、僕が一人になる手前で、現場の子が話をしてもらっているなかで、結構な時間もかかっていることもあって、たしかにそういう事態ですから、和やかということはありえませんけども、どこか「この形でいこう」、リリースの文書の形とかそういった話に至っていないというか。顧問の弁護士さんもいて(話が進まない中で)、自分一人になって、空気を変えないといけないというふうになって、ぶっちゃけてどういう風にやっていこうかという話をするつもりで言ったんですけれども、まあ僕のダメなところで、ましてこのような結果になってしまって。弁護士がいて彼らも構えるというか、被害者のことも考えているんだけども、自分たちの不安があって「こうしたい」ということが前に出てしまっていて。