通算、16戦12勝2敗2引き分けという戦績だった。

「引退したのはボクシングと関係ないところで、警察のお世話になるようなことになり、切れてしまった。その後は改心してマジメに仕事をしていたと聞いていた。酒を飲むと些細なことでブチ切れ、殴りかかることがある。今回の事件を聞いてそこまでやってしまったのかと…。もう言葉がない」(前出の知人)

 一方、リモコンのパンチ1発で死亡した浅田さんは、高田川部屋に所属し、平成5年初土俵。最高位は西幕下20枚目と関取まであと一歩だった。友人はこう話す。

「中学では柔道をやっていてそれを見込まれて相撲界に入った。三段目優勝して、幕下にあがった時は本当に関取になるぞと地元でも盛り上がった。お父さんが地元でスーパーをやっていて、場所になると『昨日は勝ったぞ』と大賑わいでした。ケガもあって引退したが、地元でマジメに仕事をしていた。止めに入ったところを殴られ、亡くなったと聞き、優しい浅田さんらしいなと思った」

 大阪府警関係者によると、橋詰容疑者は犯行について「酔っていたので覚えていない」と供述しているという。今後は、傷害致死容疑で捜査を進めるという。

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