──これからの治療方法は。
上野:今の現状でなんともお話できる状況ではないと考えております。それについては、この3日間、今日からスタートしている状況ですので、今の状況でいち早く、本人の意向で病名も含めまして発表させていただいたということを理解していただければと思います。
──直近の池江選手の様子は。
三木:現地の練習の日程は、日本と変わらない週9回の水中の練習を行い、ウエイトトレーニングを週2回行っており、その中で、2週目のトレーニングの後半ぐらいからしんどい様子を見せて、肩で呼吸をするような動作がありました。少し休ませて、回復できるかなという思いがあったんですけど、次の週の2月4日に現地の病院に行くことを決断しました。
──病気に立ち向かう姿勢とは本人のどのようなところから感じたのか。
三木:くよくよせず、治して、また元気な姿で練習して結果を出したいという気持ちが前面に出ていましたので、その気持ちをみんなでサポートしていきたいと思います。(AERA dot.編集部・福井しほ、西岡千史)
※後編へ続く