“原爆Tシャツ”騒動が波紋を呼んだ韓国のアイドルグループ防弾少年団(BTS)。紅白出場はならなかったものの、東京ドームでの公演を大成功させ、ワールドクラスの実力を見つけた。歌、ダンス、ルックスと世界のファンを虜にしているK-POPグループ。BTSだけじゃない、今知っておきたいアーティストを早わかりで紹介!
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■防弾少年団(BTS)
韓国、日本にとどまらず、世界で活躍する次世代版“K-POPの顔”。彼らの特徴は、自分たちで作詞や作曲を手がけていて、今は全メンバーが作詞・作曲に関わるようになっている。次に、圧倒的なパフォーマンス。彼らのコンサートを見ていると本当に「いいものを見せてもらった」と思わされる。そして、最大の魅力、「どんなに人気が出ても彼らの中身は変わらない」こと。ワールドスターなのに中身はふつうの20代男子なのだ。メンバー同士ふざけあっているありのままの姿を見せ続けてくれることこそが、多くの人を惹き付ける要因かもしれない。
2013年 デビュー
2017年 ビルボードミュージックアワード「Top Social Artist」受賞。アメリカン・ミュージック・アワードに韓国グループとして初招待される
■WANNA ONE(ワナワン)
Mnetのサバイバル番組「PRODUCE 101 シーズン2」で、101人の中から選ばれた11人組、WANNA ONE。アイドルグループとして活動しながらも花開かなかったメンバー、長年練習生活を続けてきたメンバー、事務所に所属せずに孤独に闘ってきたフリーの練習生など、境遇も十一人十一色。涙ぐましい努力の過程を番組で見届け、その末にデビューしたのだから、もう気分は親でしかない。彼らを見ていると「むしろなぜ今までデビューしてなかったの!?」と叫びたくなるほどの実力を持っている。WANNA ONEの活動は期間限定。その後のメンバーたちの動向も気になるところだ。
2017年4月 「PRODUCE101シーズン2」放送開始
2017年6月 最終合格者11名が決定
■SEVENTEEN(セブンティーン)
アイドルが飽和状態になりつつあった2015年、圧倒的に輝いたプレディス・エンターテイメントの13人組。デビュー曲「Adore U(アッキンダ)」を聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。グループ名を聞いてまず思うのが、「SEVENTEENなのに13人!?」。メンバー13人+チーム数(3)+ファン(1)で17、ということだそうだ。最大の強みは人数の多さ。チームごとの活動もあり、大人数でのパフォーマンスは圧巻。寄せ集めでなく一人ひとりのスペックがめちゃめちゃ高いから成立することだ。そして全員のビジュアルがすごい。何回見ても結論は「たぶん二次元」。ぜひ生で確認してほしい。
2015年 デビュー
2018年 日本デビュー