■EXO(エクソ)
SMエンタがSHINee以来4年ぶりに輩出したEXO。当初「未知の惑星から来た新たなスター」というコンセプトを掲げていた。グループは韓国を中心に活動するEXO-Kと、中華圏を中心に活動するEXO-Mの2グループに分かれており、同じ楽曲でも韓国語版と中国版があるのが面白い。中国人メンバー3人が脱退し、現在は9人で活動中。そのたびにファンの心は乱れるが、なんだかんだで今もアツい人気を誇る。EXOはやはり楽曲。楽曲が強い。曲を出すたびにその中毒性の高い楽曲は話題になり、多くのアイドルに歌やダンスをカバーされている。
2012年 韓中デビュー
2015年 日本デビュー
■SHINee(シャイニー)
透明感あふれるオンユの歌声に、ジョンヒョンの突き抜ける高音、腰が砕けるテミンのダンスに、ミンホのファンサ。それをまとめる万能なキー。それぞれの魅力がこれ以上ないバランスで成り立つSHINee。ジョンヒョンの急逝という耐え難い出来事があったが、残されたメンバーは前へ歩むと決めた。シャヲル(ファンクラブ名“SHINee World”のこと)はこれまで以上に固い結束で、応援するのみ! SHINeeの魅力を体感するならライブが一番。キレッキレのパフォーマンスを見せてくれたかと思えば、MCではメンバー同士がワチャワチャしていて癒しと可愛さの塊……。感情の振れ幅が大きすぎてシンドイ。日本語がメキメキ上達し、しっかり笑わせてくれるのも日本シャヲル的にはかなり嬉しいのだ。
2008年 デビュー
2017年 日本単独公演100回突破
■TWICE(トゥワイス)
日本でも流行した「TTポーズ」の立役者TWICE。2PMなどを輩出したJYPエンターテインメント所属だ。メンバーは日本人(ミナ、モモ、サナ)3名、台湾人1名(ツウィ)を含む9人。日本人メンバーの存在は、日本のファンからすると強い親近感につながっている。彼女たちの魅力といえば、“遠くて近い”その感じだ。もちろんアイドルとして超かわいい。でも、曲などは口ずさみやすく、振り付けなども真似しやすい。憧れと親しみがちょうどいいバランスで抱けるのだ。これまでガールズグループのファンというと男性が多かったが、女子からも人気を集めるTWICEは、“憧れのお姉ちゃん”として、さらに世界で飛躍していくことだろう。
2016年 オーディション番組を通じてデビュー
2017年 日本デビュー。紅白歌合戦に出場
■iKON(アイコン)
BIGBANGを輩出したYGエンタより2015年にデビューしたグループ。HIP-HOPを基盤としたノリのよい楽曲からしっとり聴かせる曲まで、音楽性の高さが魅力。サバイバル番組「WIN: Who Is Next」でWINNERに敗北し、一度はデビューを逃したが、その後晴れてデビュー。ステージのよさはピカイチだ。
■WINNER(ウィナー)
サバイバル番組「WIN:Who IsNext」を通じてiKONを制してデビューしたWINNER。デビュー当初は5人組だったが、ナム・テヒョンが2016年に脱退。暗雲が立ち込めたが、4人で再始動した際の「Really Really」が爆発的にヒット。特に音源配信で強さを見せ「音源強者」の称号を得る。一人ひとりの個性がしっかり確立されていて、安定感が尋常じゃない。見ていて安心できる実力派だ。
(文/NOONAS)