広島の丸(左)と巨人の原 (c)朝日新聞社
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元阪神の掛布雅之 (c)朝日新聞社
元阪神の掛布雅之 (c)朝日新聞社

 巨人は3連敗で19日、セ・リーグCS最終ステージを敗退。就任3年目の高橋監督にとって最後の試合となったが、「結果が全て。自分なりに精いっぱいやった」と多くを語らず、表舞台から去っていった。

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 19日の先発は絶対的なエース、菅野智之と思いきや今村信貴が先発し、エースの出番なく終戦となった。

「疲労が蓄積していたというけど、誰が見ても菅野でしょう。もう高橋監督の退任が決まっており、フロントはシーズンの延長、クライマックスに対し、あまり意気込みはありませんでした」(巨人関係者)

 CS中から巨人フロントの関心は、次の監督が内定している原辰徳氏の組閣にあったという。

「今年のFA最大の注目は広島の丸佳浩。巨人にFA移籍が決まったも同然のようだ。原氏が監督就任を了承したのも、丸の加入を見越してのこと。丸は千葉の出身でロッテなども手をあげていた。だが、マネーゲームでロッテは4億円の複数年契約に対して、巨人はそれ以上、最低でも5億円の5年契約だとみられている」(球界関係者)

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