エリザベス女王を知る洋書14冊を紹介　逝去後、女王関連本の品薄状態続く

■王室ジャーナリスト・多賀幹子さんオススメ

・“Revenge： Meghan, Harry, and the War Between the Windsors”　Tom Bower・著（Blink Publishing）

ベテラン伝記作家による暴露本。フィリップ殿下の葬儀に際して女王が"Thank goodness. Meghan is not coming."（あぁよかった。メーガンは来ないのね）と漏らしたことなど、驚くべき新事実を様々明かした。

・“Kate ：The Making Of A Princess”　Claudia Joseph・著（Mainstream Digital）※Kindle版

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が結婚間近とされていた2009年に出版。「キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子を射止めたのは、母・キャロルさんの作戦勝ちかも。キャロルさんのファンになりそう」（多賀さん）

・“William ＆ Harry： The People’s Princes”　Ingrid Seward・著（Arcade Publishing）

ダイアナ元妃の言葉などを通し、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の対照的な姿が描かれた一冊。"She is a huge role model for me―she’s incredible."というウィリアム皇太子の言葉から、女王への尊敬の念が伝わる。

・“Queen Elizabeth II Diamond Jubilee”　Royal Britain・刊（Legacy Magazines Ltd）※Kindle版

2012年のダイヤモンド・ジュビリー（即位60周年式典）の際に出版された雑誌。写真も豊富。「女王は働く女性のパイオニア。一人の女性がこの時代、生涯で成し遂げた業績にただ圧倒されます」（多賀さん）