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30代、40代が買うべき“王道”投信をプロが選抜 リスクを減らす年代別プランを一挙公開

安住拓哉,中島晶子AERA
AERA 2021年5月31日号より

AERA 2021年5月31日号より

(左から)深野康彦(ふかの・やすひこ、58):ファイナンシャルリサーチ代表のファイナンシャルプランナー。独立系FP会社を経て現職。業界歴は33年/丸山真志(まるやま・まさし、59)/SMBC日興証券ダイレクト戦略部長。エクイティ部、海外駐在を歴任し、相場を見続けてきた大ベテラン[撮影/写真部・高野楓菜(丸山さん) 同・張 溢文(深野さん)]

(左から)深野康彦(ふかの・やすひこ、58):ファイナンシャルリサーチ代表のファイナンシャルプランナー。独立系FP会社を経て現職。業界歴は33年/丸山真志(まるやま・まさし、59)/SMBC日興証券ダイレクト戦略部長。エクイティ部、海外駐在を歴任し、相場を見続けてきた大ベテラン[撮影/写真部・高野楓菜(丸山さん) 同・張 溢文(深野さん)]

 元本割れの可能性があるのはわかっているけど、できるだけ損したくない……。そんな投資ビギナーのために、王道の資産配分ポートフォリオを公開。AERA 2021年5月31日号の記事を紹介する。

【一覧表】20代、30代、40代…プロが組んだ年代別の投資信託プランはこちら!

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 コロナ禍の昨年1年間で、113万口座が新たに開設された「つみたてNISA」。大手証券で積み立てている人の年齢を見ると40代がもっとも多く、約30%。次に50代の約25%、30代の22%と続く。

 年間で40万円=月額約3万3千円という非課税枠の上限や、“積み立てるのは運用をプロに任せる投資信託(以下、投信)のみ”ということからも、ビギナー向けの投資制度であることは明らかだ。だが、どれを選べばいいのかわからない。

 すでにつみたてNISAを始めている人はどんな投信を買っているのか? 証券御三家の一角、SMBC日興証券ダイレクト戦略部長の丸山真志さんに傾向を聞いた。

「2021年1~3月の1位は三菱UFJ国際投信の『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』です。こちらは米国株100%の投資信託ですが、2位以降には全世界株式に連動したインデックスファンドが4本、入っています」

 国内の有望成長株に厳選投資する「ひふみプラス」以外はすべてインデックスファンド。恐らくランキングはどの証券会社も似た感じになる。

■徐々に株式を減らす

 毎月3万3千円で積み立てるなら、何本かの投信を組み合わせてみたい。リスクがあることはわかっているが、できるだけ元本割れは避けたい……これが初心者の本音だろう。確かに今の株式市場は好調だが、このまま右肩上がりの保証はない。

 年をとるごとに株式と債券の割合をコントロールしてリスクを減らすのが、投資の教科書的な考え方。そこで丸山さんに20代、30代、40代以上という三つの年代別投信プラン(資産配分ポートフォリオ)を挙げてもらった。

「20代は、資産形成の土台を作る時期と考え、積極的な運用を目指します。30代はやや積極的、40代以降はどの世代でも使えるよう標準的に組み合わせました。長期運用を前提とし、運用コストである信託報酬は税込み0.55%以内と控えめに。安定運用のため、純資産総額100億円以上に限定しています」

 細かく見ていこう。20代の場合は、株と債券に1:1の割合で投資する「世界経済インデックスファンド」などのバランス型投信をベースに、日経平均株価やS&P500に連動するインデックスファンドを使う。その結果、海外株式へ多めに投資するプランに仕上がった。


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