「誘惑なしの山の温泉」で1泊2日ファスティング アラサー女性記者が実感した効果 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「誘惑なしの山の温泉」で1泊2日ファスティング アラサー女性記者が実感した効果

井上有紀子AERA
ニンジンはβ-カロテンを多く含む。皮膚や粘膜を強くしたり免疫力を高めたりするとされ、がんの予防にも効果があるという(撮影/井上有紀子)

ニンジンはβ-カロテンを多く含む。皮膚や粘膜を強くしたり免疫力を高めたりするとされ、がんの予防にも効果があるという(撮影/井上有紀子)

 興味はあるけど、自宅にはお菓子など誘惑が多すぎてムリ……。そんな記者が実際にやってみました、 温泉でのファスティング。1泊2日の成果はいかに。「ファスティング」を特集したAERA 2021年4月26日号から。特集では、高齢者や妊娠中の人、18歳以下の人などには勧められないなどファスティングのデメリットも解説。押さえるべき注意点についても医師に取材し、併せて掲載しています。

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 記者(29)はコロナ直前に糖質制限で10キロやせたものの、外出自粛でその姿を家族以外にお披露目することがないまま、体重も体脂肪率も戻りつつあった。テレワークをする夫と、昼も夜も近所のから揚げや中華にがっついていたからだ。

 そんなとき舞い込んだのがファスティングの取材。興味はあるが、自己判断は難しそう。自宅には誘惑も多く、自信もない。「思い切って泊まってみては」とのデスクの提案に乗って、長野県茅野市にある「八ケ岳縄文天然温泉 尖石(とがりいし)の湯」の「温泉ジュース断食プラン」に申し込むことに。4月上旬の週末、1泊2日でトライした。

 新宿からJR中央線特急で2時間。さらに駅から1日2本のバスに揺られ、目的地に着いた。目に入るのは、薄く雪が降り積もった八ケ岳。空気もおいしい。これだけで体の半分くらいデトックスされた気分だ。施設には、自販機も売店も、もちろんコンビニもない。これは断食するしかなさそうだ。スタッフの田村嘉子さんが出迎えてくれた。

■水分はたっぷり取る

「1泊2日は、1日目の夜から2日目の朝までニンジンジュースで過ごす半日断食です。心身をリラックスしてお過ごしください」

 夕食にジュースを200ミリリットル、翌朝は100ミリリットル飲み、チェックアウト前に「回復食」という軽い食事を食べる。過ごし方は自由だ。散策やストレッチをしてもいいし、部屋で読書に耽ってもいい。

 部屋では水分をたっぷり取り、欠乏しがちなビタミンCを柿の葉茶から補給して過ごすそうだ。スタッフの男性が、水と一緒に並んでいたふた付きの小皿を開けてくれた。「どうしても、の時は黒糖をなめてください」。黒糖が3、4かけら入っていた。黒糖があればなんとかなる。


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