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ちょっとした英才教育!? 75歳の祖母から孫に毎年「金」を贈る理由

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木村慎一郎,伊藤忍AERA#お金
金貨の価値はまだわからずとも、キラキラしたものに喜ぶ2歳。祖父母から孫への金貨プレゼントが流行っている(撮影/写真部・小山幸佑)

金貨の価値はまだわからずとも、キラキラしたものに喜ぶ2歳。祖父母から孫への金貨プレゼントが流行っている(撮影/写真部・小山幸佑)

小さな頃から金貨に接していれば、お金に対する意識が高い子に育つ!?(撮影/写真部・小山幸佑)

小さな頃から金貨に接していれば、お金に対する意識が高い子に育つ!?(撮影/写真部・小山幸佑)

金貨アルバムに入れた金貨と孫の写真を眺めるのが若林さんの大きな喜び。そのうち孫も金の価値に目覚める!?(撮影/写真部・小山幸佑)

金貨アルバムに入れた金貨と孫の写真を眺めるのが若林さんの大きな喜び。そのうち孫も金の価値に目覚める!?(撮影/写真部・小山幸佑)

 スーパーや商店街での買い物に比べたら、「金を買う」ことのハードルはものすごく高い。しかし、孫の成長に合わせて、金貨(コイン)を毎年、誕生日にプレゼントすることくらいなら、ごく自然な流れで実行できそうだ。

【写真】金貨アルバムに入れた金貨と孫の写真を眺めるのが喜び

 アエラ増刊『AERA with MONEY 毎月3000円で純金投資』では、8人目の孫のために、楽しみながら純金積立をしている75歳女性にインタビュー。今や国内金価格1グラムあたり5300円前後(2019年7月現在)と絶好調な金価格だが、それだけに気軽に金を買うのは財布的にどうなのか……と思ったら、「年金生活者にも許容範囲」という。

■1オンス金貨を孫に毎年贈る幸せ

 神奈川県在住の若林さん(75)は、夫が他界したあとしばらくはのんびり暮らしていた。3人の子供たちはとっくに独立して、それぞれの家庭を持っていたが、結婚の一番遅かった長女(42)が3日も陣痛に苦しんだ末に出産。子育ての手助けに忙しい毎日が再びやってきた。

「長男と次女も子宝に恵まれ、孫は7人もいたので、もう1人、生まれてもそれほど感動しないかなと思っていましたが、違いましたね。『この子が最後の孫かも』と思うと、やっぱりかわいくて、かわいくて。特に2~3歳の男の子って、本当にかわいい」

 と、愛おしそうに孫を見つめる若林さん。後述するが、かつて純金積立の経験がある。長女が証券関連の仕事をしていることもあり、純金積立により金がまとまった量になれば、金貨の形で引き出せることも知っていた。

「インターネットで検索してみると、金貨を1枚1枚入れて、写真も添えて保管できる『金貨アルバム』というものがたくさん売られているんですね。この子が生まれたときに早速1冊購入して、毎年のお誕生日祝いに金貨を1枚ずつプレゼントすることに決めたんです」(若林さん)

 まだ2歳の孫に購入した金貨を持たせても「?」という表情だが、おばあちゃんと並んで、金貨アルバムのポケットに金貨を入れたり出したり、楽しそうに遊んでいる。

「孫に金を贈りたいといっても、さすがに金の延べ棒というわけにはいきませんから。金貨なら小さな子供も興味を持ってくれるかな、と思いまして。小さな頃から金の存在を身近に感じていれば、お金に対する意識も高くなって、ちょっとした英才教育にもなるんじゃないかしら(笑)。

 それに、金とはいえ、一番小さな10分の1オンス金貨なら、今は1枚1万9000円くらいで買えてしまう。このくらいの価格なら私のような年金生活者にも許容範囲です。

 一番大きな1オンス金貨は17万円くらいですが、毎月1万5000円の純金積立をすると、1年で18万円分の金を買ったことになります。つまりコツコツ貯めれば年に1度、1オンス金貨を贈ることもできるんですよね。『孫のため』と思えば負担を感じることはないですね」(同)

 1オンスは約31.1グラム。2歳の孫の小さな手でつまんでも、それほど大きくは感じられないものの、税込み小売り価格は1枚=17万円台(2019年7月)。金の価格に変動がないと仮定すればこの子が20歳になる頃には350万円弱の資産に。


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