日本は海外への劣等感が増している? ブレイディみかこ×ヤマザキマリ対談 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

日本は海外への劣等感が増している? ブレイディみかこ×ヤマザキマリ対談

このエントリーをはてなブックマークに追加
三島恵美子AERA
今回が初対面だったブレイディさんとヤマザキさん。海外での子育て、両親の国籍が違う息子を持つ母親として、さらにはパンク好きという共通点に対談は盛り上がった。「パンクから子育てまで何を話しても無理も負荷もない。素晴らしい」(ヤマザキさん)(撮影/篠塚ようこ)

今回が初対面だったブレイディさんとヤマザキさん。海外での子育て、両親の国籍が違う息子を持つ母親として、さらにはパンク好きという共通点に対談は盛り上がった。「パンクから子育てまで何を話しても無理も負荷もない。素晴らしい」(ヤマザキさん)(撮影/篠塚ようこ)

ブレイディみかこ(左):保育士・ライター・コラムニスト。1965年、福岡県生まれ。96年から英国在住。主な著書に『子どもたちの階級闘争』『女たちのテロル』など/ヤマザキマリ(右):マンガ家。1967年、東京都生まれ。84年に渡伊。97年にマンガ家デビュー。主な著作に『テルマエ・ロマエ』『パスタぎらい』など(撮影/篠塚ようこ)

ブレイディみかこ(左):保育士・ライター・コラムニスト。1965年、福岡県生まれ。96年から英国在住。主な著書に『子どもたちの階級闘争』『女たちのテロル』など/ヤマザキマリ(右):マンガ家。1967年、東京都生まれ。84年に渡伊。97年にマンガ家デビュー。主な著作に『テルマエ・ロマエ』『パスタぎらい』など(撮影/篠塚ようこ)

ブレイディ:イギリスでも絶対やらないですね。かつてはPILもそうですけど、観たいからパッとロンドンに行くとか。1980年代くらいまでは、もっとエネルギッシュでしたよね。

ヤマザキ:マンガの世界でも私たちが10代の頃に活躍していた作家さんたちの作品は、萩尾望都(もと)さん然り、竹宮惠子さん然り、外国が舞台で登場人物は外国人です。児童文学も全部舞台は外国でした。よくみんなに聞かれるのが「ヤマザキさん、どうしてそんな早いうちから外国へ行かれたんですか」。確かに私の祖父はアメリカに住んでいましたが、そんなの関係ない。ずっと子どもの頃から外国の音楽を聴いて、文学を読んで、外国人が出てくるマンガを読んでいて外国が身近だったんですよ。ロンドンが扉の向こう側にあるみたいな。

ブレイディ:なんだか今は遮断されているんですよね。

(編集部・三島恵美子)

AERA 2019年7月15日号より抜粋


トップにもどる AERA記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい