グループ初となる展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』の開催を発表した嵐のメンバー(撮影/写真部・小山幸佑)
グループ初となる展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』の開催を発表した嵐のメンバー(撮影/写真部・小山幸佑)

 開催中の「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」。嵐のメンバー5人が展示について語ってくれた。

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 コンサート衣装や歌衣装の展示も圧巻だ。デビュー時に話題を集めた“上半身スケスケ”のビニール製の衣装など、全7ポーズ、計35体が並ぶ。

「(コンサートなどでは)ファンの方が衣装を見るときってどうしても距離があるので、それをここまでの距離で細部まで見ていただけるというのはなかなかない気がしますね」(櫻井翔さん、37)

「展示との距離って、いまのメンバー同士の距離と同じくらいですよね」(二宮和也さん、36)

 事務所の先輩でもある、岡本健一さん(50)が展覧会に向け書き下ろした「嵐との記憶」には、胸を打つものがあった。岡本さんは、嵐の初主演映画「ピカ☆ンチ」(02年)の写真集の撮影をしており、ブレーク前の嵐をよく知る一人だ。そして今回、大きく成長したメンバー一人一人に向けメッセージを寄せた。たくさんの愛情と自分より年下の彼らに向けられた尊敬の念を、余すところなく書き綴っている。

「むちゃくちゃ感動しました。5人ともみんな見入っていて」(櫻井さん)

「素敵ですよね。そのとき思っていたことを振り返りながら、さらにいまはこう思っていて、というところを書いてくれて。本当に感動しました」(松本潤さん、35) 

感動の一方で、クスッと笑えるおかしみがちりばめられているのも、この展覧会の特徴だ。その筆頭が、5人それぞれによる「手描きのミッキーマウス」。5人の個性がよく出ている。「頭のなかにあるミッキーマウスを2、3分で描きました」と語る二宮さんのミッキーは、ちょっと独特。相葉雅紀さん(36)は、「自分を出そうと思って描いたわけではないけれど」と言っていたが、それぞれの絵がどことなく本人に似ている。大野智さん(38)は「思った以上にみんなうまいなぁ」。5人のミッキーはポストカードやスマホケース、マスキングテープなどになり、グッズとして発売もされている。

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