宮迫は「鉄則」を逸脱していた…闇営業謝罪文で見る“アウト”だった芸人 (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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宮迫は「鉄則」を逸脱していた…闇営業謝罪文で見る“アウト”だった芸人

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小柳暁子AERA
雨上がり決死隊・宮迫博之 (c)朝日新聞社

雨上がり決死隊・宮迫博之 (c)朝日新聞社

 現在の反社会的勢力は広範囲で社会に入りこんでいるとも言われ、知らぬ間に接点を持ってしまうといった事態も十分想定しうる。闇営業のリスクは高まっているのだ。

 人事・経営コンサルタントで東北大学特任教授の増沢隆太さんは、吉本興業が謝罪記者会見をせず、コメント発表という形を取ったことを問題視する。

「危機管理の視点からいうと、ここまで大きな批判を呼んでいる以上、吉本興業は批判を少しでも和らげる必要があります。そのためには批判を直接浴びることが必要で、その機会が記者会見。その通過儀礼をしないと世間の不満はたまったまま、収まらないと思います」

 記者会見を開かなくてもコンプライアンス違反ではないが、危機管理はコンプライアンス順守とは別のレベルの問題であることを認識する必要がある。

「コンプライアンス順守は出来て当たり前で、芸人さんへの反発や世間の批判をいかに小さく収められるかが危機管理です。本当はそこがプロダクションに一番期待されることだと思います」

 吉本興業が24日に出した文書には、11人の芸人一人ひとりの謝罪文も掲載されているが、増沢さんによると、最も売れっ子であり、今回の事件で一番ダメージを負ったともいえる宮迫さんのコメントは、謝罪文の「鉄則」を逸脱しているという。

「謝罪には言い訳を入れてはいけないのが鉄則。にもかかわらず『間接的ではありますが』といった言い訳が思いっきり入っています」

 レイザーラモンHGさん(43)、くまだまさしさん(46)、「ザ・パンチ」パンチ浜崎さん(38)、ストロベビー・ディエゴさん(41)などは、一応は言い訳をしていないという。

「それ以外の方は基本的にアウトです」(増沢さん)

「天津」の木村卓寛さん(43)のように、言い訳はしていないが「世の中のためになっていけるように」といった不要なメッセージを入れることも、リスク要因なので謝罪文からは排除すべきだという。

 今回問題になった闇営業は、お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さん(42、6月4日付で契約解消)が仲介したという。


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