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ぐっちー「フランスの地方が豊かなのは中央政府の補助金に頼らないからだ」

連載「ここだけの話」

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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

写真:gettyimages

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 数字だけ見ていると、この国の状況は日本に比べて決してリッチには見えません。人口、GDPともほぼ日本の半分、給与所得は非正規でおよそ1500ユーロ、正規でもせいぜい2千~2500ユーロといったところなので、20万円そこそこ。感覚的にはむしろ生活は苦しいはずですが、人々の暮らしはまさにリッチであります。9時から5時まで働いて、夫婦共稼ぎ、ランチにワインを飲んで友人と語らい、夜は家族と共に暮らす。月収は少なくても、心は実に豊かです。

 こちらの人たちと接していると、自分の生活は自分で作り上げ、満足かどうかは自分で決める、という精神が徹底しているように思います。他人の生活が自分の幸せの基準になるような日本人のマインドをリセットすることから始めないとだめなのではないか、と思うわけでありますが、次週もまたフランスから……。

AERA 2019年6月10日号


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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

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