有岡:楽しさを大切にしているのは、僕も同じ。「この人と仕事をすると気持ちがいい」と思ってもらえたら。自分で仕事を開拓していきたいし、どんどん吸収していきたいです。

知念:エンターテインメントって、「楽しい」から始まると思います。僕らが楽しんでいれば、見ている人もワクワクしてくれる。自分たちでJUMPをプロデュースしていけたら、もっと楽しくなるんじゃないかな。

高木:僕も何事も楽しむスタンスです。少しキツいと思うことも、これを乗り越えれば成長するかもとか、楽しみがあれば進んでいけると思っています。

薮:共演者ともスタッフさんともコミュニケーションを丁寧にとることを大切にしています。「一緒にやっている」という意識があると、現場の雰囲気も明るくなる。現場の全員のモチベーションを高く保ちたいですね。

伊野尾:大事にしているのは、感謝の気持ちかな。仕事をしていくなかで、周囲が僕をどう見せたらおもしろいかを熱心に考えてくださる。ここ3年くらいは特に皆さんに恩返しをしたいと思うようになりました。

山田:一人で活動するときは、とにかく一生懸命やって、どうグループに還元できるかを考えています。JUMPあっての山田涼介だから、その気持ちは絶対忘れないようにしたい。みんなも同じで、みんなが個人でも活動してJUMPに持って帰ってくる何かは、きっと起爆剤になる。JUMPをもっと大きく羽ばたかせたい。それがみんなの共通認識だと思っています。

(構成/ライター・早川あゆみ)

AERA 2019年6月3日号