絵本には欠かせない「笑顔」 ヨシタケシンスケはどうして描かない? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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絵本には欠かせない「笑顔」 ヨシタケシンスケはどうして描かない?

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深澤友紀AERA
ヨシタケシンスケ/1973年、神奈川県生まれ。初の絵本『りんごかもしれない』が第6回MOE絵本屋さん大賞第1位に。2018年の「“こどもの本”総選挙」で上位10冊に4冊が入った(撮影/今村拓馬)

ヨシタケシンスケ/1973年、神奈川県生まれ。初の絵本『りんごかもしれない』が第6回MOE絵本屋さん大賞第1位に。2018年の「“こどもの本”総選挙」で上位10冊に4冊が入った(撮影/今村拓馬)

思わず考えちゃう

ヨシタケシンスケ

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 ヨシタケさんの絵本には、笑顔の登場人物が少ない。本書のスケッチもそうだ。そのことを指摘すると、「実は結構意識して笑顔を描かないようにしている」との答えが。

「絵本の中のパパとママはこんなにニコニコしているのに、どうして自分は……って傷つく人って案外いるんです。僕自身も子育てでバタバタしていたとき、子育てが楽しいと思えず申し訳なさを感じていた。笑顔ってハッピーな人しか救わないんです。笑顔を描くときはそれなりの理由がないと。だからこそ、たまに出てくる笑顔に一緒に喜んでもらえたらうれしいですね」

 ヨシタケワールドの源泉をのぞいてみてはいかが?(編集部・深澤友紀)

■書店員さんオススメの一冊

『Class Act世界のビジネスエリートが必ず身につける「見た目」の教養』は、周りの評価が上がる「見た目」の磨き方について学ぶ一冊だ。八重洲ブックセンターの川原敏治さんは、同著の魅力を次のように寄せる。

*  *  *
「見た目」の3要素「身だしなみ」「装い」「振る舞い」を変えることで、自分のイメージを戦略的に作り、相手に一瞬で伝える「セルフ・ブランディング」の方法を解説。

 チャートに沿って、足りない要素、なりたい自分をチェックし、身につける「見た目」を確認することで、セルフブランドを確立していける。

 見た目の要素は、服装、肌、臭い、マナーなど、多岐にわたっており、一見すると確認するだけでも非常に大変に思えるが、内面から自分を変えようとするような自己変革よりも見た目から変えていく方が、むしろわかりやすい。自分がどうなりたいのか、見た目で確認できるようになれば、相手に自分のイメージも伝えやすくなり、ビジネスも円滑に進むのかもしれない。

「見た目」の管理が、重要なビジネススキルであることを感じさせられる一冊。

AERA 2019年4月15日号


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