竹内智香「一度でいいからメディアとして五輪に行ってみたい」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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竹内智香「一度でいいからメディアとして五輪に行ってみたい」

連載「黄金色へのシュプール」

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竹内智香AERA#竹内智香

竹内智香(たけうち・ともか)/1983年12月生まれ。スノーボードアルペン種目選手。ソルトレーク、トリノ、バンクーバーと冬季五輪に続けて出場し、2012年12月にはワールドカップで初優勝。ソチ五輪では日本人女性スノーボード選手で初のメダルとなる銀メダルを獲得。5度目の五輪となる平昌では5位入賞を果たした

竹内智香(たけうち・ともか)/1983年12月生まれ。スノーボードアルペン種目選手。ソルトレーク、トリノ、バンクーバーと冬季五輪に続けて出場し、2012年12月にはワールドカップで初優勝。ソチ五輪では日本人女性スノーボード選手で初のメダルとなる銀メダルを獲得。5度目の五輪となる平昌では5位入賞を果たした

昨年キャスターを務めたNHKサンデースポーツのスタッフと(写真:本人提供)

昨年キャスターを務めたNHKサンデースポーツのスタッフと(写真:本人提供)

 平昌五輪では惜しくも5位入賞となったスノーボード女子アルペン・竹内智香選手が「AERA」で連載する「黄金色へのシュプール」をお届けします。長野五輪を観て感動し、本格的に競技をスタートした竹内選手の日々の様子や思いをお伝えします。

【写真】昨年キャスターを務めたNHKサンデースポーツのスタッフと

*  *  *
 五輪の回数にして5大会。私はスノーボードのアスリートとして自分を貫き、競技し続けてきました。先日、この連載でも記したように、ここからの競技人生はまだはっきりと決めてはいません。次の五輪を目指すのか否かはまだ決めかねていますが、一方で私の経験を踏まえ、この競技のことをもっと広める役割や、競技を支えることもできるのではないかという考えも自分の中では広がっています。

 今までもいろんなところで公言してきましたが、私にはキャスターになってみたいという目標があります。昨年にはNHKのサンデースポーツでマンスリーキャスターを経験させてもらい、理想に描いていた世界と実際の大変さの両方を体感することができました。今は一生に一度は、メディア側の立場で五輪までの4年間を過ごし、本大会に行ってみたいとも思っています。

 平昌五輪でも、たくさんの元選手が取材に奮闘していたのを皆さんも目にしたと思います。その姿を見ていて、本当に大変な仕事だと感じていましたが、私もずっとメディアの皆さんにいろんな魅力や結果を伝えてきてもらったので、そちら側にも立ってみたいという思いが強くあります。

 さらに、これは現役時代から続けてきた仕事ですが、私のスノーボードブランドである「ブラックパール」をさらに大きく展開していきたい考えです。すでに世界中で多くの選手たちが使用してくれていますが、もっともっと品質にもこだわり、選手に寄り添えるサービスをしたいです。

 日本国内の競技環境面でも、まだまだ課題があります。何よりまず大会自体が少ないので、選手のレベル向上の場がなかなかない状況です。国際大会をもっと招致しないといけないですし、競技の普及自体にも取り組まないといけない。私が行動することで、そこにつながっていけばいいと思いますし、本当に考えれば考えるほど、やりたいことが山のようにありすぎてキリがないですね。

 今、カーリングが注目されていますが、何人かの選手とはこれまでも何度か会って話しました。スノーボードも何かをきっかけにさらに注目を集められるよう、競技に関わる人たちがさらに広い視野を持って活動していかないといけません。私も活動範囲を狭めず、どんどん積極的に行動したいです。

(構成/西川結城)

AERA 2018年4月16日号


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竹内智香(たけうち・ともか)/1983年12月生まれ。スノーボードアルペン種目選手。ソルトレーク、トリノ、バンクーバーと冬季五輪に続けて出場し、2012年12月にはワールドカップで初優勝。ソチ五輪では日本人女性スノーボード選手で初のメダルとなる銀メダルを獲得。5度目の五輪となる平昌では5位入賞を果たした。

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