普段、日本にいる時も海外での合宿中でも、私は早寝早起きします。夜の9時前には寝るようにして、朝は4時から4時半に起床します。よく、「寝過ぎじゃない?」と言われますが、体が自然と目覚めるまで寝ているだけで、早い時間にベッドに入ると、朝に目覚まし時計を使うことなく起きることができます。

 アスリートとして寝具にもこだわりがあり、他の一流アスリートも愛用する西川産業のマットは私にとっても必需品です。日本の自宅とヨーロッパで過ごす部屋には備え付けのマットがあって、さらにアメリカやニュージーランドへの合宿には、ポータブルサイズのマットを持参。いつでもどこでも快眠ができるよう、サポートしていただけていることに感謝しています。

 熟睡できている時はコンディションも良い時期で、逆にうまく眠れない時はどこか不調な部分があるのだと思います。そして、何より眠る瞬間のあの脱力感がいいですね。頭の中が無の状態になるし、体も最高のリラックス状態になる。本当に、寝ている時間が一番幸せと言っても過言ではないぐらいです。(構成/西川結城)

AERA 2018年2月12日号